祈りではじまり祈りでしめくくる学園生活。
仙台白百合学園の日常には聖歌や宗教音楽があります。
目を閉じて、宗教音楽に耳を傾けて、こころを整えてから1日を始めます。
いのちの糧をお与えくださった神様に感謝しながらお食事をいただきます。
日直の生徒がお祈りの意向を唱え、感謝のうちに1日をしめくくります。
中学・高校ともに、週1時間の「宗教」の授業が行われます。キリストの生き方、及び他者のために生きた人々に接して、自分の生活を見つめ直します。人間を超越した存在へ心を向け、目先の利益ばかりではなく、他者のために愛の実践を行える人になることをめざします。
高校では、週1時間の「宗教音楽」の授業が行われます。音楽を通して、生活に密着した祈りの心を養います。年度末には、本校のロザリオのマリア聖堂にて「宗教音楽と祈りの集い」が行われます。朗読とパイプオルガンの演奏に耳を傾け、1年間の振り返りを行い、今後の生き方について、祈りのうちに問い直します。
芸術教科は、柔らかな感性を磨き、「美しいものを美しい」と思える豊かな心を育てる教科です。鑑賞を通して他者と共感する力、自分と向き合い思考し、培った表現力で新しいものを創出し、分け隔てなく発信していくことのできる力を育てます。「誰もが神様に大切にされている存在である」という聖書の教え、仙台白百合学園の一人一人を大切にする宗教教育を基盤に、一人一人の個性、自分らしさ、思いを大切にして、豊かな情操を養います。
学園を支えてくださっている方々に感謝の祈りを捧げます。建学の精神である「人類社会に奉仕できるこころ」を育みます。
「いのちへのまなざし」というテーマのもと講話を聴き、「いのち」について見つめ直す大切な時間です。いのちの尊さ・人とのつながりについて考えます。
講師の先生をお招きし、キリスト教の価値観に触れながら、自分のいのちのあり方を問い直します。テーマは「愛」、「よろこび」、「平和」です。一日中、校内には静かな時間が流れます。
◆点灯式
待降節の初めに、幼子イエス様の誕生をお迎えするにあたり、クリスマスツリーの点灯式が行われます。灯された光は、闇を照らす光としてこの世に来られたイエス様を思い起こさせるものであり、私たちも世の光であることを思い出させてくれます。
◆待降節
クリスマスまでの4週間を「待降節(たいこうせつ)」(アドベント)と呼び、イエス・キリストの降誕を祝うための準備が始まります。朝礼の時間には、自己を見つめなおす機会として様々な視点からの読み物が朗読されます。待降節期間中は、人を大切にする心、祈る心、奉仕する心を養うための様々な取り組みが行われます。
◆クリスマスミサ
クリスマス(Christmas)にはイエス様のご降誕をお祝いします。クリスマスはChristes Maesse(古英語)に由来し、「キリストのミサ」を意味します。クリスマスの季節に目にするXmasという表記は、ギリシア語のキリスト(Χριστος)からきています。本校では、冬休み前の最終登校日には、クリスマスミサが行われ、幼子イエス様のご降誕をお祝いします。また、学園クリスマスミサは、どなたでも参加できます。ご一緒にお祝いいたしましょう。
「みやぎ鎮魂の日を定める条例」に基づき、東日本大震災の犠牲者を追悼し、その記憶を後世に伝え、東日本大震災からの復興を誓う場として祈りの集いを行っています。
PDF「個人の振り返りと祈り」
年度末に、本校のレジナパーチスホールにて映画鑑賞が行われます。作品を通して、生きる意味について問いを立てます。
内容確定後追加(今はどのように追加するか検討中)
本校のロザリオのマリア聖堂にてミサが行われます。どなたでもご参加いただけます。
今年度は、後期より新型コロナウイルス感染症対策をとりながら実施します。
10月7日(木)16:30~ ロザリオの月のミサ
11月2日(火)16:30~ 追悼ミサ
1月25日(火)16:30~ 聖パウロ回心のミサ
3月2日 (水)16:30~ 灰の水曜日ミサ